ライセンス契約書を翻訳する必要性や、翻訳会社を選ぶ前に確認しておくべきポイントを紹介しています。
ライセンス契約には、ノウハウや特許などを扱う実施許諾契約のほか、商標やソフトウェアなどの使用許諾契約があります。一般的にライセンス契約というときは、ソフトウェア・ライセンス契約を指していることが多いようです。
ソフトウェア・ライセンス契約とは、ソフトウェアの許諾権者(ライセンサー)と被許諾権者(ライセンシー)との間で結ばれる契約のことです。この契約によって、ライセンシーはソフトウェアの使用や保管が認められます。
ソフトウェア・ライセンス契約には、使用や保管のほかに、複製や再販などを認めるサブライセンス(再使用許諾権)が付いているものもあります。
サブライセンスとは、ライセンスを受けた人(ライセンシー)が、第三者にライセンスを与えることができる権利のことです。代理店契約と似た契約と言えるでしょう。ただし、代理店契約が代理店の販売量によって売上が出るのに対し、ライセンス契約の場合、ライセンシーの複製による「使用許諾料(ロイヤルティ)」から売上が出る、といった違いがあります。
IT・通信関連の業界には国境がありません。そのため、ソフトウェアも世界中に流通していると言えます。とりわけ、アメリカのソフトウェア技術は進んでいるため、世界各国の使用者はライセンス契約を結ぶことになります。
たとえば、海外のライセンサーから許諾を受けた日本のライセンシーが国内のユーザに向けてソフトウェアを複製するとき、そのソフトを日本語化する必要があります。この際に、ライセンス契約書もまた翻訳が必要となるのです。
もちろん、ソフトウェア・ライセンスだけではなく、商標などの使用許諾契約や、ノウハウや特許を扱う実施許諾契約についても同じことが言えます。
以下に、ライセンス契約の翻訳を依頼する前に、確認しておくべきポイントをまとめました。
規定の範囲や使用許諾料などの厳密な取り決めを行う文書であるため、他の契約書と同様に法的な専門性が必要です。
たとえば、ソフトウェア・ライセンス契約書では、ソフトウェア技術分野の専門用語や知識が必須と言えます。特許に関する使用許諾では、国際法の知識も不可欠となります。
無料の見積もりや試訳などのサービスがあるか確認しましょう。これによって事前に料金を把握し、翻訳の精度を確かめることができます。
納期の遅れによる料金の引き下げや、誤訳や訳漏れの無償修正といったアフターフォローの有無を確認しましょう。
翻訳会社選びの際には、以上のポイントをぜひ参考にしてください。
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※価格は、2021年12月の情報です。