ここでは、ネット上に存在する有名な翻訳サイトを6社ご紹介します。
この6社は基本的に利用料が無料です。契約書の翻訳が頻繁に必要になる方にとっては、コスト削減の意味でも◎なサービスといえるでしょう。果たして無料翻訳サイトは、契約書という正規文書の翻訳に耐えうる性能を持っているのでしょうか?
それぞれのサイトの特徴を比較し、目的に沿った翻訳をしてくれるサービスかどうか、ぜひ考えてみてください。
単語や文法、形式などに頼る「機械翻訳」「統計翻訳」とは異なり、文章単位で文脈を考慮しながら行う「ニュートラルネット翻訳」をベースにした機能。人間の脳の動きに似たAI技術の応用でもあります。
翻訳結果にはやや違和感があるため、翻訳された文章をそのまま使う人はほとんどいません。自分の翻訳作業の効率アップのために利用している人が多いようです。
文書を入力・コピペして翻訳する機能に加え、URLを入力することで対象ページをまるごと翻訳する機能もあり。英語のほか、中国語や韓国語、フランス語、ドイツ語など計11か国語に対応しています。
月額500円の「日英プレミアム翻訳」を申し込めば、ユーザー辞書や翻訳メモリなどの機能を利用することが可能。
ある程度の形式を基準にした「ルール翻訳」が主体となっているため、専門用語を含む定形的な翻訳には強みを持つサイトです。逆に言えば、Google翻訳とは異なり、多様な文脈や表現方法に対する翻訳には向いていません。
「理学系」「工学系」など、分野を選択すればより正確な翻訳が可能です。
入力・コピペした文書を最大4,000文字まで翻訳可能。対応言語は英語、中国語、韓国語の3か国語となります。
翻訳後の言語を「再生」してくれるなど、発音・音声を知りたい方に有益な機能があり。外国語から日本語に翻訳する場合には、「です・ます体」か「だ・である体」のどちらかを選ぶことができます。
入力・コピペしたテキストを翻訳する機能のほか、アップロードしたファイルを翻訳する「ファイル翻訳」機能があり(パスワードがないファイルに限る)。対応言語の数は20か国語と、同種の翻訳サイトの中ではかなり多めです。
なお、かつて存在した「Webページ翻訳」機能は、2020年3月現在、廃止されている模様です。
1992年に設立された翻訳サービスのグローバル企業「SDL」が提供している翻訳サイト。世界中に顧客を持つ企業なので、取り扱い言語は多彩です。
なお2020年現在、同サイトのトップページには「Sorry!... Free Translation has been discontinued.」と表記されています。(申し訳ございません!無料翻訳機能は廃止されました)
以上、ネット上にある主な翻訳サイトを6種類取り上げ、それぞれのサイトの特徴をご紹介しました。
かつて翻訳サイトがネット上に登場したころに比べ、昨今の翻訳サイトの性能はだいぶ上がりました。簡単な文章であれば、特に違和感のない翻訳を提示してくれることもあります。
ただし、契約書を始め正しい形の文書を翻訳するには、まだまだ心もとないのも事実。高い翻訳技術、情報漏洩の危険回避、専門知識などの必要性を考えれば、契約書の翻訳業務を多く行っている専門の翻訳会社へ作業を依頼するのが最善でしょう。
契約書とは、双方が約束したことを証明する大事な書類です。後々のトラブルを回避するためにも、契約書作成に妥協すべきではありません。
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【選定基準】無料トライアルに対応しており、実績が公式HPに掲載されている業者の中から、翻訳料金の価格が安い(※)上位3社(調査日時:2021年9月)。
※各社英訳と和訳の平均価格で比較。
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※各社英訳と和訳の平均価格で比較。
※価格は、2021年12月の情報です。