まずは、契約書の翻訳に役立てられる講座を選ぶポイントについて解説します。
大手通信講座をはじめ、インターネットで検索するだけでも、たくさんの翻訳講座の情報がみつかります。契約書を自ら翻訳するだけではなく、翻訳会社に業務を依頼をするうえでも、こういった講座を受講してみることは良いことです。
翻訳の講座を学ぶにあたって、まず注意すべきポイントは、翻訳には、「文芸翻訳」と「実務翻訳」という、大きく分けて2種類のジャンルがある、ということです。前者は、小説や映画を対象とする翻訳、後者はビジネスや企業関連の書類を対象とする翻訳になります。契約書の翻訳について学びたい場合は、「実務翻訳」の講座を選ぶようにしましょう。
次に講座の受講形態についてです。他の講座と同じく、翻訳講座でも、「翻訳スクールに通学」もしくは「通信制」の2種類があります。
翻訳スクールに通学するメリットとしては、「講師に直接、納得できるまで質問することができる」、「一緒に翻訳を学ぶ友人ができるので、勉強に打ち込む刺激になる」といったことがあげられます。一方、通信制講座の最大のメリットは、「勉強時間や場所に制限がないため、自分の都合で自由に学習することができる」ということになります。仕事で忙しい、地方のため翻訳スクールがない、といった場合にとても便利です。
いずれの講座の場合でも、下記のような、失敗をしないコツを押さえて選ぶことが重要です。
契約書の翻訳は、講座を受けるだけでできるようになるのでしょうか?
実際に、翻訳業務について未経験でこれまで勉強をしたことがない人でも、通信講座でしっかりと勉強をすることによって、プロの翻訳者になっている人もいます。むしろ、通信講座の受講者のほとんどが、翻訳について学んだ経験がない人ばかりです。1年程度の通信講座を受講後、翻訳会社のトライアルに合格して、翻訳業務を行っている人もいます。
翻訳の講座をしっかりと受講をすることで、契約書の翻訳実務を行うことは可能です。ただし、実務経験を積むことによって獲得できる翻訳技術については、すぐに取得することはできないでしょう。
時間をかけて自ら翻訳技術を学ぶことももちろん良いですが、難易度が高い契約書翻訳や専門分野の翻訳となってくれば、専門の翻訳会社に依頼することがおすすめです。
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※各社英訳と和訳の平均価格で比較。
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※価格は、2021年12月の情報です。