Extension
契約更新という意味です。契約が自動的に更新される場合は「automatic extension」、当事者との合意で契約が更新される場合は「extension by the consent」と表現します。
契約期間条項の表現
契約期間の条項を表現する際には「term」が用いられます。
「The term of this Agreement shall be effective for a period of one (1) year commencing on the date this Agreement.」という使い方で、本契約は本契約書の日付から1年間有効であるという風に訳されます。
日付の表記
英文の契約書は英米法がベースになっている契約書なので、日付の表記は英米式に準じた方法に従わなければなりません。たとえば2015年10月16日を表現するのなら「2015/10/16」「2015/16/10」「10/16/2015」「16/10/2015」と数字だけで羅列する方法があります。英米共通の表現であれば「the sixteenth day of October,2015」、米国式なら「October 16,2015」、英国式なら「16(th) October,2015」です。
「~その日に」
その日を表すときは「on」が使用されます。
「ABC shall deliver the Products to XYZ on December 25,201」という英文があれば、ABCは、XYZに対し、2015年12月25日に本製品を引き渡すという意味です。
「~の後、~から」
定められた日より、その前後を表現する際は「from」「after」が使用されます。ただ定められた日を含む場合には「inclusive」「including」、含まない場合には「exclusive」「excluding」を併用し、その日を含むときは「on and after」「commencing on/with」「starting on」と表す方が、より明確になるでしょう。
「~その日までに」
期間を特定し、その日までと定める場合には「by」「before」を用います。
「~その日までは」
有効となる期間を示す際は「till/until and including」を用います。
「~以内の期間/~を超えない期間/~未満の期間」
以内の期間であれば「within (the period of)、それを超えない期間に対しては「within the period of not exceeding」、未満の期間に対しては「within the period less than」を用います。
「以前・以後」
以前・以後どちらも、その数字を含むため、以前なら「on or before」、以後なら「on and after」を用います。