契約書では、対象の比較について記載する場面があります。日本語では、以上・以下・未満・超過などの表現が使用されますが、英語では日本語より多くの表現が使用されます。状況によって適切な表現を使用しないと思わぬトラブルを引き起こす可能性もあるため、正しい表現について知っておきましょう。
「以上」を表す表現として、"or more"や"Not less than"といった単語があります。金額の場合、"¥10,000 or more"や"Not less than ¥10,000"と表せば「一万円以上」という訳になります。
年齢の場合は"years or older"を使います。「18歳以上」という表現であれば、"18 years or older"となります。
"or less"という単語で、「以下」を表します。例えば「一万円以下」の場合、"¥10,000 or less"となります。"Not more than"を使うこともでき、同じく「1万円以下」なら"Not more than ¥10,000"と表現できます。年齢の場合は"years old ore less"が使用でき、「18歳以下」なら"18 years old or less"です。
"under"を使って表現することもできます。"less"は量や人数について言うときに、"under"は温度や速度などについて言うときに使うことが多いです。
「未満」を表す単語として、"Less than"があります。未満とは指定された数を含まず、その数よりも小さいことを指します。「18歳未満」なら"Less than 18 years old"、「一万円未満」なら"Less than ¥10,000"となります。
指定された数を含まずその数より大きい「超過」を表す場合、"More than"や"over"を使用します。例えば「18歳を超える」と表現したいなら"over 18 years old"となります。
"More than"は量や人数について、"over"は年齢や温度、速度などについて使用されることが多いです。
「過半数」は"majority"と表現しますが、英語ではさらに細かい区分があります。一般的な意味の過半数「単純多数」の場合、"simple majority"または"ordinary majority"となり、有権者全体の過半数のことを"absolute majority"といいます。また株主総会の特別決議の場合のように、3分の2の過半数など特別な多数によるものは"supermajority "と表現されます。
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