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必見!翻訳会社の正しい選び方【契約書編】

契約書の翻訳サービス会社に依頼する上で、ひとつ困ることがあります。それは、その翻訳が適切であるかどうか、依頼した側には見極めにくいことです。もしも確かめようとするなら、もう1社、別の翻訳サービス会社に依頼するなど二度手間になってしまいます。

こうした難しさゆえ、翻訳を依頼する際には多角的な判断でサービス会社を厳選する必要があります。契約書を翻訳するなら、具体的にはどのような会社に依頼すべきか、それぞれのポイントごとにどういったところで判断すれば良いのか、詳しく解説してみました。

契約書の翻訳会社は何を基準に選ぶ?

翻訳会社に限った話ではありませんが、何かしらのサービスを初めて利用する際、どういった基準で選んでよいか分からず悩むことはよくある思います。

一方で、「翻訳業者なんてどこも大差ないだろうから適当に選べばいい」という考えの人もいらっしゃるでしょう。そうした方々のために、翻訳会社選びのポイントを取りまとめてみました。

ひとつ目は、その翻訳会社のこれまでの実績。翻訳を年間どのくらい請け負っているのか営業年数、そして知名度の高い企業や官公庁といった翻訳に高い質を求める依頼者からの案件を手がけているかという点は重要な判断材料になります。

ふたつ目は料金。現在、翻訳会社の業界で主流となっているのは、翻訳する元原稿の文字数(英文の場合は単語数)を元に算出するという方式です。

相場としては1文字10円~20円という感じになっています。これらの点を踏まえた上で、料金の適正さと翻訳の質の釣り合いがとれているかが重要になります。

みっつ目はレスポンスやスピード。例えば見積もりの算出に中2日以上かかるような業者は、はっきり言ってしまいますとオススメできません。

完成後の不具合対応などにも不安が残ります。逆に数時間から半日程度で見積もりが出せるようなところであれば、締め切り厳守や翻訳のクオリティにも期待が持てます。

それぞれの該当ページでは、上記で挙げたポイントについてより詳しく言及しています。ぜひご一読の上、翻訳会社選びの参考にしてみてください。

官公庁や大手企業との取引がある

翻訳サービス会社を選ぶ際、まず見極めポイントとなるのが実績です。官公庁・大手企業・大学・病院といった団体から依頼があるようであれば、かなり信頼できる会社と思って良いでしょう。いい加減な仕事をしているようであれば、こうした団体がリピーターとなることはまずあり得ません。

第一に、こうした団体の契約書には、翻訳にも高いクオリティが求められます。その上で、各業界の事情や慣例、専門用語にも精通し、適切な翻訳を行わなければなりません。

高度なクオリティを保ちつつ、数多くの翻訳を請け負っている会社であれば、安心して翻訳サービスを依頼できます。

契約書の翻訳会社の選び方
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翻訳の相場からみて適正料金である

翻訳を依頼するなら、適正料金を掲げていることも大切な見極めの要素です。逆に、翻訳料金が相場よりも高すぎたり安すぎたりする会社は、そうしなければならない何かしらの問題を抱えている可能性が。

しかし、適正料金で翻訳を行っている会社を探すためには、まず翻訳サービスの相場を知る必要があります。まず、翻訳の料金システムにもいくつか種類があるので把握しておきましょう。

主流となっているのが、1文字○○円で換算している「原文ベース」です。日本語から英語へ翻訳する場合は、1文字10~20円が相場となっています。

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問い合わせに対するレスポンスが早い

ビジネスの世界は「待った」なし。1分1秒が結果を左右することもあります。放送や出版に関わる業界では締め切りがついて回ります。製造やサービス業であっても、納期や契約締結までに日にちの余裕がないケースは少なくありません。そんな環境の中、翻訳サービスにもスピードが求められるのは必然です。

また、スピードは翻訳そのものだけでなく、レスポンスにも必要とされます。レスポンスが早ければ、それだけ見積もりや作業、修正へと取りかかるまでの時間も短くて済むからです。また、レスポンスの早さはその会社の対応力や顧客への姿勢にも直結します。

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ネイティブチェックをおこなっている

翻訳文を母国語にしている人に実際にチェックしてもらうことを、「ネイティブチェック」と言います。翻訳にミスがないことはもちろん、ネイティブスプーカーによって不自然であったり、不適切な表現などがないかどうか、微妙なニュアンスも含めて確認してもらうためです。

契約書の翻訳では、成約できなかったり、契約後のトラブルの原因にならないよう、ネイティブチェックをおこなっている翻訳会社に依頼するようにしましょう。

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「ネイティブチェックをおこなっている」
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どの翻訳サービス会社が良いのか見極めの難しいこともありますが、上記の3点を参考に比較すれば、良質な会社に出会えることと思います。どれかひとつに偏ることなく、バランス良く比べてみましょう。

また、同じ業界の間で口コミが広まっていたりと、他者からの評価も翻訳サービス選びの参考になりそうです。なるべく色々な方面からの情報を集め、吟味を重ねることで、おのずと優良なサービスが厳選されていくはずです。

このページでは、契約書の翻訳会社を選ぶ際に、信頼できる会社を見分けるためのポイントを解説しています。契約書の翻訳は専門性が高くかつ特殊な分野で。ぜひ参考にしてみてください。

そのほかに確認しておきたいポイント

契約書の専門性に対応できるか

契約書の翻訳は、一般的な翻訳作業とは異なり、高い専門性や特殊性に対応できる会社でなければ依頼できません。相手国の法律や慣習はもちろん、国際取引に関する一般的な知識、さらには契約に特有の専門用語などにも通じていなければならないのです。

そのため、翻訳会社を選ぶ際は、契約書の翻訳に対応できるだけでなく、翻訳が必要な契約書の種類や分野に精通しているかどうか、事前に必ず確認しましょう。

また信頼できる翻訳会社は、英米法だけでなく、様々な国際条約や協定の最新情報もつねに押さえており、翻訳にも活用してくれます。

正確性を確保する校正体制があるか

契約書の翻訳に、何らかの不備や誤訳があれば、万が一のトラブルの際に大きな損害を被る可能性もあります。だからこそ、翻訳内容の正確性をしっかりと確保することができる、万全の校正体制を備えた翻訳会社を選ばなければなりません。

ただし、校正を重視するあまり、納期が長くなり、コストをかけすぎている会社は避けたいものです。最低限押さえておきたいのは、翻訳者がひとりで校正までしないこと、そしてネイティブによる校正や手直しが入ることの2点。ネイティブと専門の検閲者が議論して校正する、「アイドリング型」の校正も、比較的スピーディーです。

セキュリティ対策が整っているか

M&A契約や外部委託に関する契約書など、自社の機密情報である契約書の翻訳を外部の翻訳会社に依頼する場合は、その会社に安全なセキュリティ体制が整っているかどうかを、必ず確認しましょう。

「機密情報や個人情報の秘密保持に関するセキュリティーポリシー」が定められているかどうか、「インターネットサーバーへの不正アクセスやウイルス対策」が行われているかどうか、さらには、「会社内の入退出の管理やセキュリティ教育、書類やデータの安全な破棄」が行われているかどうか」などを確認しておくと良いでしょう。

翻訳担当者の顔が見えるか

信頼できる翻訳会社であれば、実際に作業にあたる翻訳者の人柄や実績が見えるものです。別に営業担当者がいたとしても、打ち合わせには翻訳者自身が同席してくれたり、本人の経歴や実績を確認できる資料を提供してもらうなど、翻訳者本人が信頼できるかどうかを確認しましょう。

また、過去の翻訳実績に大手企業や省庁から依頼された仕事があったとしても、その内容が内部資料や研修マニュアルなどの翻訳に過ぎないものであれば、あまりあてにはならないかもしれません。本当に実績がある、信頼できる翻訳会社であるほど、実績の詳細について質問すれば丁寧に応えてくれますよ。